マンスリーでスペシャルなミックスを提供しているCarhartt WIP Radio。7月号は、Chicagoをベースに活動するDJ兼プロデューサーのJana Rushをフューチャー。10歳でDJを始め、数年後の1995年にJesse Saundersの伝説的なDance Mania Imprintから制作デビューを果たしている。
1996年の「DJ Deeon Presents the Youngest Female DJ」のリリース後、Jana Rushはシカゴのジューク、フットワーク、ハウスのイベントの常連となり、故DJ Rashadなどのレジェンドと一緒にプレイするようになった。1996年から2015年にかけては、音楽以外の生活に専念するため、昼は化学エンジニア、夜はCATスキャンの技師として働きながら、活動を休止した。
2017年、初のフル・レングス・アルバム『Pariah』を携えて戻ってきた。これを皮切りに、シカゴのSmartbarやベルリンのBerghainといった会場や、ハーグのRewireといったフェスティバルなど、世界各地でライヴを行った。
パンデミックの間、Jana Rushは時間を見つけて、2021年にPlanet Muからリリースされたセカンドアルバム『Painful Enlightenment』の制作に取り掛かった。このアルバムは、おなじみのフットワーク・サウンドから、よりアブストラクトな領域へと移行している。
Jana RushがCarhartt WIP Radioのために作ったこのエクスクルーシブミックスは、まさに実験的であり、彼女自身の言葉を借りれば、"unapologetically Jana Rush "です。
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